遺言書の大切さを本当に認識していますか?


遺言書が相続トラブルの明暗を分ける!?

相続に関するトラブルが発生したときは、あなたなら誰に相談しますか。相談先の候補のひとつに弁護士が挙げられるのではないでしょうか。しかし相続トラブルを専門的に扱っている法律事務所はまだまだ少なく、弁護士は多種にわたる案件の一部として相続トラブルの対応をしているというのが実情です。そこで多くの弁護士は、遺言書を残すことを推奨しています。相続トラブルの多くは、遺言書の有無によって行方が左右されるからです。

遺言書がないと、こんな事態に…

ここで、遺言書が無かったばかりに相続トラブルが起きてしまった事例を紹介します。Sさんは2人姉妹の長女です。亡くなった父親は、自宅を所有していました。父親は生前に口約束で「この自宅は、一緒に暮らしている長女に継いでもらう」と言っていました。不運は重なるもので、父親が亡くなった1か月後に母親も死去しました。自宅以外の財産は、ほとんどありません。遠方で一人暮らしをしている次女は、「自宅を売却して現金に換えるべきよ」と主張します。Sさんの立場からすると親から継がせてもらった自宅をあっさり売却するのは、気が進みません。しかし、民法で定められている相当分の現金を用意して次女に支払うこともできません。その結果、姉妹間の意見の相違は調停にまでもつれ込み、最終的には自宅を売却せざるを得なくなってしまったのです。

弁護士の立場からすると「故人が単なる口約束ではなく、遺言書でちゃんと指定してくれさえいれば…」という状況はたくさんあります。親にとっては残した財産で、残された家族が争うことほど悲しいことはありませんよね。だからこそ多くの弁護士が、遺言書を残すことを推奨しているのです。

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